Park Side Hygge

幸せってなんだろう?豊かさってなんだろう?雑記ブログでテーマは色々だけど、そんな問いを含んだ方向で書いています。 きっと今は、そんな問い直しをする時期なんだと思うんです。

Hygge?

simple,natural,smile,cocoa,chocolate...

服とわたし

ここ一週間ほど奥さんが風邪を引いている。

今日は休みなので、午前中に家事を済ませ、娘を近所のログハウスに連れて遊ばせ、帰ってみんなで昼食を食べて、寝かしつけをした。

 

外はあまりにもいい天気で、雨上がりの風が金木犀の香りを運んでくる。久しぶりに一人で駅前をふらつくことにした。

 

KALDIでコーヒー片手にチーズや調味料を見比べ、服屋を見て回る。ニットというニットを広げ、これだ!っていうのを探してみたり、バブアーのオイルジャケットを触って手がベタベタになりつつなんて良い色合いだろうと思って眺めたり。こんなに落ち着いて服屋を回ったのはいつぶりだろう。

 

僕はファッションについては多分生まれつきセンスがない。興味がない訳じゃないんだけど、カッコいい服装を目指すと、逆に変にカッコつけすぎた服装になってしまう、ナチュラルなお洒落ができないタイプの人間だ。それで若い頃は随分悩んだ気がする。

 

今では自分なりの基準ができて多少マシになったとはいえ、服を選ぶのはなかなか勇気がいる。よく失敗もする。

ただ方向性としては、白いTシャツもしくはカットソー、ブラックのスキニー。ブラック、もしくは茶色からカーキの間にある様々な段階の色合いのニットとアウター。レザーのシンプルなスリッポン。このあたりを着ている時が一番落ち着く。

 

結局、インテリアと一緒でアースカラーが落ち着くみたいだ。

これはおそらく、奇抜なモノを使わなくても、ここにあるもので、それを加工したり組み合わせることで魅力だったりを価値だったりを創り出せる。それがイケテル。という個人的信念からきているのだと思う。

 

服というものは、着ることを通じて自分自身を定義するような役割もあるし、世の中に向けて自分がどういう人間か発信するという意味合いもある。素材や着心地でその日の気分を左右するし、トレンドの変遷なんかはその時点で人々の集合意識がどの方向に向いているかを如実に表していて、本当に知れば知るほど面白いなって感じます。

 

ただまあ現在そこまで深く学んでいくだけの気力はないので。自分の基準を見つけつつ、考えすぎなくてもある程度まともな格好ができるように。上手く付き合っていきたいなぁと思う日々です。